Aの記

読めば読むほど強くなる本を探しています。

割れた卵の行方

発端

卵不足、卵の価格高騰、売り切れ続出と言われる中、その貴重な卵様を買った。

スーパーで買ったその他幾つかの食材と共に袋に入れて、自転車の前かごに入れて来た。

 

事件発生

帰宅後、レジ袋から出すと卵割れてた。

卵パック自体も割れ、レジ袋の中に白身がドロッと、卵の下半分が原型を留めてない。

店で卵パックを手に取った時と、家でレジ袋から取り出す時に重さがもう違っていた。

 

推理

思うに、卵パックの下に敷く食材が少なかったので自転車走行時の衝撃が緩和されなかった。

これまでの人生経験でもそうはない事、記憶にある限りでも今回を除いて2回。

まぁ、2迄しか数えられないけど。

 

現状分析

泣いていても仕方ないので被害状況を確認。

10個中5個が全壊、3個に薄っすらと亀裂、2個は無事であった。

 

計画

そんな卵を見ながら立案された「割れた卵救出プロジェクト」は以下。

  • 5個は殻を取り除き、今すぐ卵焼きにしてしまい明日1日かけて食べる。
  • 残りの疑惑の3、無傷の2はゆで卵にして明後日以降食べる(ゆで卵はこの時期なら冷蔵庫で3日は持つはず)。

 

実行

卵焼き

テフロン加工の鍋(ウチはフライパンは使わない)にオリーブオイルを入れる

ほぼ黄身のみを取っては鍋に取っては鍋にを繰り返し鍋投入完了

気持ち的には「ぐりとぐら」のホットケーキのスケール。

強火で一気に加熱、箸でかき混ぜるも全然火が通らない、

卵5個の世界はこういう世界かと、自分が井の中の蛙であることを再確認。

仕方ないので中火でゆっくり待ってから大きく混ぜる感じで作った。

 

ゆで卵

鍋を空けて水入れて残りの卵を投入

弱から中火の間位で加熱、問題なければ明後日以降に使える。

沸騰を確認、茹で時間タイマーを設定、ウチは11分。

5分経過、2個の卵はヒビから中身が飛び出て来てる、この2個はもう駄目。

10分経過、更に1個から中身が出てきた、この1個も駄目。疑惑の3個は全て駄目。

結果、完走出来た2個は明後日、中身が出たゆで卵は殻をむいたゆで卵と同等と考え当日中の消費すべしで3個は今日食べることにした。

 

ちなみに、ゆで卵を沢山食べられると凄さが認められる映画で暴力脱獄がある。ポールニューマン主演の名作だ。

生卵ならロッキーだろうか。

 

ぐりとぐら