Aの記

読めば読むほど強くなる本を探しています。

3月の役所は混んでいる

役所に行った。

 

満員だ、並んでいる椅子全部に人が腰かけ、余った人が壁に寄りかかり、

更に余った人が、書類を書く机の近くに立っている。

避けて歩かないと人にぶつかるから真っすぐ歩くことも出来ない。

 

案内に行き、順番待ちの紙を受け取る「1時間半待ち」だそうだ。

 

色々あるだろうけど「引っ越し」が原因だろうか?、

転入がどうとかと言うのが多く聞こえる。

一目でわかる外人も多く1割超えているかもしれない

、その会話に手こずって時間がかかっているのか?。

 

殆どの人が単独で来ていて雑談は無いと思うが、番号の呼び出しは絶え間なく、外人相手の会話は自動的に声が大きくなる。

全ての窓口で会話が行われ、スマホで誰かに問い合わせながら書類を書いてるのもいる。

 

結果、にぎやか過ぎる、離婚届がどうの迄聞こえてる。

昔、アメリカ映画であった治安の悪い地域の警察署の様。

大丈夫か、この街?。

 

一端は外に出るのも有りだが、上手いこと空いた椅子に滑り込んで80分後のアラームをバイブ設定して本を読む。

 

朝一なら空いてるのだろうか?。

 

番号が呼ばれて行った窓口は、コロナ対策なのか窓口にまだ透明の何かがある。

係員は陰気そうな中年に入りかけの男性、手製マスク、姿勢が良い、髪は切った方が良いんじゃないだろうか?。

腕時計はセイコーの若者向けブランドのワイアード、メタルバンドも本体も文字盤も全部黒のアナログだ、少し使い込んだ感じが有る。

 

係員、何言ってるのかほぼ聞こえない。

窓口に顔をぐっと近づけて聞き返す、ギリギリ聞こえる位か。

まず、役所内が全部うるさい、うるさい中でコミュケーションととろうとするから誰も彼もが声が大きめになる。

加えて窓口に透明の何かが有る、係員がマスク、声が通りにくいのが分からない事はないと思うが頑張らずにボソボソと話す。

 

ちょっと無理か?出直すか?とも思ったが、

係員が説明に加えて、説明自体を書類に要所の文字起こし、付箋を貼り、蛍光ペンで重要事項をマークする。筆で書くような丁寧で静かな書き方で自分用にマニュアル兼提出書類にしてくれる。

自分は2回に1回位は聞き直すが、不機嫌さも見せずに淡々と分かるまで説明してくれる。

僕らの周りだけが静かな空間でやりとりされている。

 

完璧だ、パーフェクト役所の窓口業務の人、感動した、ありがとう。

彼が一人前以上の給料を貰ってると良いのだけど。

 

 

彼は黙々(ボソボソか)と仕事を仕上げる。