Aの記

読めば読むほど強くなる本を探しています。

握力の弱い高齢者向けに、ペンとノートを色々と試している。

握力の弱い高齢者向けに、ペンとノートを色々と試している。

 

家族内の高齢者が去年から極端に握力が弱くなった。
食事も箸からスプーンへ替えた。

 

これ迄は主にジェットストリーム4と3を使用していた。
詰め替えインクも複数本ストックしている。

これが書けない事はないのだが、現在はかなり書き難いらしい。
また書いても文字が薄くて後に読むのも難しい、筆圧が弱いせいだろう。

 

書くことが億劫になりペンを一度も持たない日も有る様で、それは不味かろうと色々と試してもらっている。
用途は「日記やメモや伝言」で公式な書類等ではない。

 


現時点での暫定1位は以下になる。

ノート コクヨ野帳 スケッチ(3mm方眼)
ペン ぺんてるサインペン


先ず、ノートは「野帳」と呼ばれる測量用から派生したノートにしている。
これは、博文館の日記帳や無印のノート、コクヨのメモ帳、メモパッド等これまで使ってたもの全体の代用品になっている。

画像は自分の物で、実際は黄色い表紙の物を使用している。

 

最初に選んでいきなり採用になった。採用理由を挙げる。

・表紙・裏表紙がカチカチの硬さの厚紙で下敷き要らずに手持ちで書ける
・持ちやすく、どこに置いても邪魔にならないサイズ
・紙質が良く、書き易く滲まず裏にインクが滲みだすことがない。
・目一杯開くのも楽。

採用理由ではないが、3㎜方眼は目安になるが目障りでもなく割と良いらしい。


ペンは、ぺんてるサインペン。
現在進行形で色々と試していて、今の所はぺんてるサインペンが採用。

採用理由。

・書き易い

・書いた文字が見易い
・キャップの開け閉めが硬くなく、何とか出来る。

 

不満点として、太字、ノック式ではなくキャップ式であること、直ぐにノートを閉じると対面の紙に乾く前のインクが付く時が有ること。

 

補足で対抗馬のペンを挙げると、ジェットストリームが2位で他は全てランク外。
ジェットストリームは書き慣れているので書き難いながらも書けないことは無いとか。

 

パイロットのVコーンが実は影の1位なのだが、キャップ式のフタの開け閉めが硬すぎて出来ない、と言う事で選外になった。
ぺんてるサインペンに劣らない書き易さに細字であり、書く分にはベストだったので残念な話だ。

サラサ、ジュース、ジュースアップ、エナージェル、G-Free、パワータンク等を試した。

Vコーンはノック式があるのだが、エナージェル辺りに劣るとの評価を何かで読んでスルーしてしまってるがその内に試すとは思う。

 


総括

ノートは野帳

そして、この野帳が書く場所を選ばない事で書く意欲を復活させた功労者でもある。

 

ペンは握力弱く筆圧が低くても書き易いのは「水性」。
低粘土でもゲルでも無く、普通のフェルトペン系であった。

これの赤は学校の先生が採点によく使っているのを見た記憶がある。

 

正直、色々買って来て、ぺんてるサインペンがベストとは灯台下暗しと言うか、昔の人は偉かったと言うべきか。

自分の「筆記具と言えばボールペン」の思い込みが、その外へ視野を広げるのを遅れさせてしまった。

 

包装ビニールに書かれた「世界中で愛されているベストセラーサインペン」のうたい文句に偽り無しであった。
しかも書き易さを求めて買ったペンの中でかなり安価な部類。

参った。


今の所はこれでOKだが、フェルトペンなら筆ペンでも行けそうだし、実際に筆ペンを使用している人も居る様だ。

 

ともあれ、細字を求めて旅は続く。

 

 

 

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