Aの記

読めば読むほど強くなる本を探しています。

私がとらわれていた「しなきゃ」

「しなきゃ」と言うより「してはならない」に変えた。

 

初詣の際の「おみくじ」を随分前に止めた。

以前は必ずおみくじを引いていたが、もうずっと引いていない。

ついでに言えば、占い系の記事は読まない、朝のテレビ番組でやる占いも見ない。

占いを載せた雑誌自体も外すようにしているし、占いの採用を公言してる人も気を付ける。

 

 フランスの哲学者アランの本「幸福論」の中の「予言」の章の影響だ。

 

占いは短期的には気休めや息抜きに励まし、娯楽にもなるが、本質は遅効性の毒物であると理解した。

触れた瞬間は気づかなく、元気な時は問題無いが弱った時にその力を拡大してくる。

そして占いの言うがままになる。

「占い」は「呪い」かもしれない。

 

「囚われ」るようになる。

 

 

アラン 幸福論 - 岩波書店

この中の25.予言。

 

一つの章は3ページ程度で前後の繋がりとか無いので、適当に開いたところを読んでも自然に読める。気になる項目があれば本棚に有って損なし。

 

目次

1.名馬ブケファラス
2.いらだつこと
3.悲しみのマリー
4.ノイローゼ
5.憂鬱
6.情念について
7.恐れは病気だ
8.想像力について
9.想像上の苦痛
10.アルガン
11.医学
12.ほほ笑みたまえ
13.事故
14.悲劇
15.死について
16.心のしぐさ
17.体操
18.祈り
19.あくびの技術
20.気分
21.性格について
22.宿命
23.巫女の心
24.われわれの未来
25.予言
26.ヘラクレス
27.欲すること
28.人はみな,己が欲するものを得る
29.運命について
30.絶望しないこと
31.大草原の中で
32.鄰人に対する情念
33.家族の中で
34.心遣い
35.家庭の平和
36.私生活について
37.夫婦
38.退屈
39.スピード
40.賭け
41.期待
42.行動すること
43.行動の人
44.ディオゲネス
45.エゴイスト
46.王様は退屈する
47.アリストテレス
48.楽しい農夫
49.労働
50.始めている仕事
51.遠くを見よ
52.旅行
53.短剣の舞
54.大げさな言い方
55.泣き言
56.情念の見事な説得
57.絶望について
58.憐れみについて
59.他人の苦痛
60.慰め
61.死者のための祭儀
62.とんまな人間
63.雨の中で
64.興奮
65.エピクテトス
66.ストア主義
67.汝自らを知れ
68.楽観主義
69.結び目をほどくこと
70.我慢強く
71.親愛の情
72.罵詈雑言
73.上機嫌
74.一つの治療法
75.精神の健やかさ
76.乳への讃歌
77.友情
78.決断拒否
79.儀式
80.新年おめでとう
81.お祝いのことば
82.礼儀正しさ
83.処世術
84.楽しませること
85.名医プラトン
86.健康を維持する方法
87.克服
88.詩人たち
89.幸福は徳である
90.幸福は気前のいい奴だ
91.幸福になる方法
92.幸福にならねばならない
93.誓わねばならない

 

 

 

私がとらわれていた「しなきゃ」

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