Aの記

読めば読むほど強くなる本を探しています。

黄色い男の立つ交差点

実家へ夕食時に行ったのだが、過疎感が増し少々怖い。

街灯の幾つかが壊れているのか道が暗い。

 

かつては商店が並びそれなりに人通りのあった道も少しずつ店を閉め、今では広い道を挟んだ住宅街になった。

 

その交差点の一角に蛍光イエローの上着を着た男が立つ。

どうやら仕事としてやっているようで、治安維持なのか事故防止か、

暗い交差点で周りをオーバーに見回す黄色い男は中々に独特な風景を作る。

 

かつて夕食時の時間ともなればどの家も煌々と明かりが漏れ、換気扇の音を交えた料理の音や、笑い声か野球中継の音が聞こえてきたが、今やゴーストタウンすれすれの静かな街になってる。

単に道(歩道)側の電気を付けてないのか、住んでる人が減ってるのか?

共働き+労働時間が増えて未だ帰宅出来てないのか?。

 

大きめの集合住宅であれば人が居ようが居まいが、建物の中の公共空間の照明が夜間つくはずだから、それなりに明るくなるのだが、そういう明かりもない。

 

前は自動販売機の照明も街の灯りとして一役買っていたのだが、それすら無い。

その癖、自分の居たころでも深夜になると外国人集団がポツポツとたむろしていた。

 

女子供は夜もう出歩けない感じ。

 

どうするんだろ?。

街が死にかけている、公共交通機関も揃って便利な場所なのに。

地元住民が全滅するのを待って再開発でもするのかね。

 

と言うか、駅の方は大規模な再開発してるから、案外ヤル気かもしれない。

だとしたら上手く行ってるのか、街を暗くしていくやり方って。

 

そしてまた黄色い男が増えるのか。

 

ちょっとSFっぽいな。

 

 

 

 

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